新生銀行 2週間満期預金は50万8393円で預ける

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新生銀行の2週間満期預金(円預金)について、いくら預ければ効率よく利息が受け取れるか、計算してみます。

結論から言うと508,393円です。
(表示利率0.20%として。2012年5月23日現在)

2012/9/3 金利引き下げにより、このページの情報は古くなっています。最新の情報は「新生銀行 2週間満期預金は57万3572円で預ける(2012年9月3日版)」をご覧ください。

2014/6/19 新しいバージョンのシミュレーター(計算機)を公開しました。最新のシミュレーションにはこちらをご利用ください。

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2週間満期円預金について

比較的短期間の定期預金としては新生銀行の「2週間満期預金」や東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」が有名です。

利率は、それぞれ0.20%0.25%です(2012年5月23日現在)。

数年前から比較すると利率自体はかなり下がっています。しかし今、銀行の普通預金が0.03%程度、固定3年の国債が0.10%ですから、0.20%でも普通預金に眠らせておくよりはよほどマシなわけです。

なぜ50万8393円か

定期預金で利回りを最適化して効率良くお金を預ける」でも書きましたが、最終的な利回りは元本によって大きく変わります。

せっかく「少しでも高金利のところに預ける」というケチくさい賢い方法をとっているのですから、1円の利息もムダにしてはなりません

ということで、「専用の電卓」で最適な元本額を求めましょう。

結果は以下の通りです。今回は元本額の範囲を50~55万円に設定しました。

最も実質年率が高くなるのは元本が 508,393 円のときで
受取利息は 33 円、実質利回りは 0.169 %です。

(利息:39円 国税:5円 地方税:1円)

黄色の線が利回り(%)です。50万8393円を境にして、利回りが下がり続けることがわかります。つまり、元本を増やしても利息とともに税金も増えるので利回りが下がるということです。

というわけでたとえば100万円を預けたい場合でも、あと16,786円足して、508,393円を2口組みましょう。前者の場合、受取利息は62円ですが、後者の場合は66円です。

2週間で4円の差がでますので、1年間だとおよそ100円の差がつきます。これはけっこう大きいですね!

どういうときに預けたらいいのか

2週間満期円預金の最低預け入れ金額は(ネットからの場合)50万円です。つまり50万円以上のまとまったお金があって、ある程度の流動性が必要な場合、ということになります。

たとえば、「他の高金利の定期預金を待つ間」や「プールしてある普通預金の代わり」などでしょう。

もっとも、一般の定期預金よりも利率がよいので、そのへんの銀行に預けているよりはこちらを選んだほうがいいでしょう。(少なくともペイオフが適用される1000万円までは。)

ただし、現時点では冒頭でも書いたように、「スターワン1週間円預金」のほうが利率、期間、最低預け入れ額で勝っているため、そちらを選んでもよいかと思います。

新生銀行は100万円以上預けるとステージがゴールドになり、振込手数料の無料回数が5回になりますので、これが東京スター銀行にはないメリットですね。

注意点

標準では「元利継続」になりますので、満期日以降も継続して2週間満期預金に預けることができます。「自動解約」に設定すれば、次の満期日で普通預金に振り替えられます。

中途解約は電話または店頭のみで、ネット(新生パワーダイレクト)からはできません。また、中途解約した場合は、普通預金の金利が適用されます。(ただし、金利が下がるのは2週間分のみですし、当然元本は保証されていますので、中途解約のハードルは低いですが)

最後までお読みいただきありがとうございました m(_ _)m

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